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弱い自分とどう向き合うか。

久しぶりに絵を描いた…

 自分は性格が悪いという自覚はある。それを根本から解消することができないことも知っている。いつかまでは良かったのだけど、いつからか酷く悪化していった。個人的な事情でしかなく、人が読んでも何のためにもならないが、だからといって何もしないのでは前にも後にも動かないだろう。なんとなく自分と当てはまるところもあるな…と思って読んでもいい。同じ人格を持ち合わせてる人がいるなら少しは気が楽になるかもしれない。

🟥自分の能力を過信しすぎ、もしくは有り得ない能力を持っていると思い込む

 要するに自分は全知全能の神だと信じたいというわけ。少しでもそれに反するようなことが起これば自分の能力を守るために怒りを以て事実を否定する。または、失敗することこそが優れている証明になると考える。自分の人格として「人間としての自分」と「神としての自分」が二極化しているような状態。後者は一度表出してしまうと歯止めが効かない。自分にとっての負の感情がほとんど怒りに変換されてしまうのが最大の問題だと思う。自分自身を特別な存在とおきたいのは誰だって同じだろう。しかしそれが過剰だと自己愛性パーソナリティ障害と診断される。幼い頃からずっと持っていた人格ではなく、年月を重ねるとともに変化していったもので、昔は昔で悪いところもあったけど今はたちが悪くなっている状態。心や紙面で留めることができなくなり、異常者のように大声で騒ぎ立てる。自分は今までの努力が足りなかった、とは思いたくないのだが、世間的にはきっと足りないのだし、ベクトルもズレている。それなのに、成績がいい、絵がうまい、優しい、と褒められてきたから、自分の構成要素はすべて完璧なパーツにより構成されているように感じている。今は「褒めて伸ばす」時代であるというが、褒められすぎなのも駄目なのだろう。

🟦自分の信念・自信・期待を壊されることに非常に弱い

 自分にとって負けることや失敗すること、間違えることは自分の存在価値を一瞬で0にする危険極まりない概念であり、自分の天敵。それらの脅威から身を守り、自分の存在価値を保とうとするが故の怒りの感情。この脅威を何度も経験し慣らしていくことが療法であるというが、経験すればするほど脆くなっていくように感じる。自分に回数による療法は通用しないが、他の手段といえば、怒りのスイッチが入る可能性をもつ行為をしないようにするくらいしかなく、これでは能力過信や否定への反発はそのままであり、ただの逃げでしかない。はっきり言ってこの逃げの手段は本来の意志に反する。自分の趣味、日課、義務、それらに対して発生するため回避は不可能。昔からこの性質はあったが、これが病的になりはじめたのは2020年からだと思う。それまで怒りや落ち込みを感じなかったことに対して怒りを持つようになった。おそらく、経験頻度が少なくなったからではないかと思う。だからといって今から多くしても改善できない。数学は最初分からなくてもずっとやっていれば自然に好きになると言っていた先生がいたが、どうも無理だった。だから負けるほど強くなるとか、日常的サイクルにするとか、言っていることがよく分からない。「勝ち負けよりも大事な何かがきっとあるはずさ」とポケモンの主題歌で歌っているけど、いつまでもその「勝ち」「負け」という言葉と、それによって起こる上下差にばかり目が行く。今これを書いている「人間としての自分」は簡単に言うけれど実際に負けや失敗に直面すれば「神としての自分」に入れ替わる(流動性のある二重人格みたい)。怒りを感じなければ自分は神にならなくて済むのに。

🟩「ダウングレード」

 頻繁に暴走する怒り、過信、絶対的自信を放っておくと永遠にアップデートできない。Ver.1.0だった時期はあったはずなのに、ストレスに敏感になった、長期の動力であるゲーム・絵が楽しくなくなった、面倒くさがりが過剰になった、怒りが暴走しやすくなった、なんでも疑ってかかり、シンプルな観点を見失った、とVer.1.0からの変化点を列挙すると、今はVer.0.5くらいまでダウングレードしているのだろうか。少年期にありがちな欠点と青年期にありがちな欠点の悪いとこ取りみたいな風に思える。大人の心境はそんなにキレイではないのかもしれないけど、それにしても自分は精神障害レベルで異常になっていると理解せざるを得ない。この煩雑な状態では自分は怒りを振り回すだけのどうしようもない馬鹿にしかなり得ない。肝心の対策について…今のままではなんとも言えない。人に言われても自分自身で実感しないと全く効果がない。

🟨私事

 親しかったはずの人とほぼ決別状態になってしまった。自衛を優先して自分は何も悪くないというような反発をしてしまったことを今になって後悔している。その場任せで嘘を言ってしまったが、本当はまたよりを戻したい。でも、今の狡い自分には本当のことを言う資格がない。悪い人格が優勢なうちは、無理に歩み寄らない方がいい。今のうちは距離をおいておくことが、双方にとって意味のある期間になるだろう。