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腐ってんな

中学の修学旅行のときに撮った鹿(2018年6月)

 年月が経ってもあまり変わらずに見える人が多くいるような感じがするけど、僕は年月の経過で根本から大きく変わってしまったタイプ。正直、絵を描き始めるまではただゲームが大好きなだけのどこにでもいるような少年or少女*1だったと思う。自分は学年の中でも成績が優秀だったから優越意識がついて、自分より下だと見た場合軽視することしかできないし、上を見た場合はとことん嫉妬するし劣等にもさいなまれる。その傾向が強まったのは主に鬱状態の発症した2017年11月以降で、それまではあまりにも強い偏見はなかった気がする。様々なポケモン二次創作について知り始めたのは2015年半ばからで、そのときそれを見る目線というのは、公式の認めるメディアと何ら変わらなかったし、何なら二次創作ゲームをこの手でプレイしていたんだった。それこそ、絵が上手くなりたいと本気で考えるようになるよりも前の話だけどね。自分より優れた人物がいることを知らしめられるごとに自己防衛はエスカレートしていき、他者の意見を何も信用しなくなり、全てを自分の意思だけで決定するようになった。でも人に迷惑かけることは許されない年齢になった。利己的自己中の極地に至ってしまった状態から自分が最も寛大で親しみやすかった時代にどうやって戻ればいいのだろう。自分が今歩いているのは間違えた「変化のない日常」だ。人から悪人と言われて直すべき態度を言われようと、自分でそれが悪いことだと気付かなければ直す気にはならないし、自分の捻くれた性格こそが自身の良いところだと信じてやまない以上永遠に戻れない。この人の言う事ならすべて信頼できる、という人がいたとして、その人に言われれば絶対その通りに行動する。そんな神みたいな人が現れることを願うしかないのだろうか。どんなことにも積極的になれた頃に戻りたい、としか思えない。自己防衛で作り上げた偽の幸福に安心して安全を保っているだけでは近いうちに破滅する。1日2日だけで回復するようなちょっとの落胆なんかじゃなくて、いっそ月単位で立ち直れない莫大な絶望をくれ。自分のすべてを打ち砕くような苦に遭ったほうが昔の自分に戻れる希望がある。

*1:性別を非公開にすることにしたのでどっちなのかを明言することはしない