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うごメモを懐古する会

自分のうごメモ全盛期は2012年(小3)~2013年(小4)。上のリンクにある実際に僕が投稿していたメモがアーカイブされているページでは、活動期間は2012-12 – 2013-05と書いてありその期間は半年にも満たない。手元のDSiLLに常に挿していたSDカードにもデータが残っているし、これは紛れもなく昔の僕であり、今の自分にも繋がっている。DSi代のうごメモではフジテレビで不定期に放送されている特番「逃走中」を真似たものが流行していて、有名だった制作者の名は今でも覚えているし、僕のうごメモライフはこれの制作に夢中だった(ただし、完結は難しかった模様)。これを通じて僕は「真似をすることの悪さ」を学んだ。憧れていたクリエイターの作品は全部面白くて、それ故に自分がそれらのネタを取り込んだら自分の作品も面白くできると考えると誰もが思うはず。昔の僕はそれが行き過ぎた。絵柄やストーリーの模倣に終わらず憧れていた人を勝手に自分の逃走中に出演させたり、素材配布でもないのにエリアやキャラ、メタデータをすべて自分の制作に利用した上に自分のものだと主張したり(上のリンク先には残っていない)、後者は原作者やその取り巻きに当然怒られた。原作者はあくまでも冷静に削除と謝罪を求め僕はその通りにしたが、削除までの間は彼の取り巻きに散々言われた。すぐに死ねとか社会のゴミだとか侮蔑されたけど、今考えるとそういう言葉を使う方も悪いと思う。今、他人の作品を見ないようにしていたり、オリジナリティを強く保とうとしているのは、あの頃の経験から来ている。うごメモという限られた環境で、いや、むしろ限られていたからこそなのかもしれないが、その中で制作されたあまりにもハイクオリティなアニメーションや二次創作のことも覚えている。自分がストーリー性を重視していたきっかけはここだったかも。あれから10年以上が経って、今の僕は当時の先人らと同じくらいの年齢になっているのかもしれない。自分はそんな人々になりたいと願っていたはずなのに、昔よりもスキルを磨く手段は多いはずなのに、毎日描く、または作曲に手をつけることも能わないようになってしまっていていいのだろうか?その疑問があるだけでは復活はできないけど。自分のキャパシティは実際の年齢と全然噛み合っていない。一番大人だった頃より幼児化している。