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ポケモンSV 4th Trailer感想

※動画は予告なく削除される場合があります。

 

 Splatoon3発売開始目前でのSV最新情報の公開。今回の映像では、新キャラと新ポケモンの小出しと3つのルートの概要が明らかになった。同時に、今までのポケモン本編と同じ目線で捉えるべきではないと覚悟を決めた瞬間でもあった。

・ストーリー

チャンピオンロード

 赤緑から続いている定番のジム制覇。今作ではネモ(または選ばなかった方の主人公性別)がライバルの立場になるらしい。一番気になるのは、ジムリーダーの手持ちのレベル。突破したジムの数や自分の手持ちのレベルに応じてレベルや技構成が変化するのか、ジムごとに固定されているのか。公式サイトには「より手強いジムリーダーから挑戦するもよし」と書かれている部分があり、後者の可能性がある。グルーシャのジムは主人公の家及びテーブルシティから最も離れた場所にあり、ジムの中では最難関にあたると思われる。決まった順番がないため、どの順番で挑戦してもある程度のテクニックは要求されそうだ。つまり、テラスタルでタイプ一致がさらに強化されたり、有効技が無効化されたりするので、レベルや相性のゴリ押しも効きづらいといったところだろうか。

②レジェンドルート

 一見食材を集めるだけの話のようだが、タイトルの通り最終的には地方の伝説に関わってくることは間違いない。ヌシポケモンは完全にアローラのぬしポケモンと一致している。SMの島巡りが、SVでは①と②に分離された形式にも見える。コライドンとミライドンを使った移動は、このルートと関係なく使用可能なのか、このルートを進めることで解禁されるのか、まだ分からない。

③スターダスト★ストリート

 悪の組織の名前は「スター団」。組織というよりかは、不良生徒の集まりだ。自由度が高いと言うなら、主人公もスター団に入って、悪事に加担を…とまではいかないか。近頃のシリーズでは、ルザミーネやローズ委員長、ウォロといった身近な人物が実は黒幕だったという流れが多いが、オモダカやクラベル校長がスター団のトップ、なんてことは流石にないよな?マンネリ化も大概にして。

ポケモン

 新映像でワタッコオドリドリネッコアラキマワリなどの登場が確定した。剣盾でリストラされたポケモンを中心に登場の機会が与えられている様子。第四世代までならBDSPで復活したので、五~七世代の剣盾リストラ組のチャンスが多くの人に願われているだろう。新ポケモン情報はタギングル、ガケガニ、グレンアルマ、ソウブレイズ(あと、スターダストストリートの紹介イラストに一体いるが名前は分からない。)など。デザインに不満があるわけではないが、どういうわけか機械感が強い。新世代ポケモンは人に描かせる気がないとも見て取れる(そのほうが僕としては助かる)。

・「レッツゴー」について

 今作の連れ歩きシステム。ピカブイのことではない。指示した方向に向かわせると、自動で野生のポケモンと戦ったり、アイテムを拾ったりしてくれる。ポケモンとの戦闘の際、従来どおり戦闘画面に移行するのか、フィールド上で直に戦うのか分からなかったが、両方存在することが判明した。トレーナーとのバトルや、野生ポケモンと主人公が直接接触した場合は、戦闘画面に移行して外部の影響を受けなくなるが、レッツゴーを使っておまかせバトルにしたとき、スター団のアジトに乗り込んだとき、野生ポケモンに向かって自分のポケモンが入ったモンスターボールを投げて当てたときなどは、後者になる。戦闘なしでいきなりボールを投げて捕獲するアルセウスみたいなことはさすがにできないと思うが、大体の移動システムはアルセウスと一致しているところが多そう。アルセウスは近くを走ると気づかれて逃げたり追われたりすることや、主人公も狙われてダメージを受けたりやられるという面でハードルが非常に高く僕には適正がなかった。新作でそれくらいの操作アクションが再び要求されるのは起動も躊躇う。結局、慣れるしかないのだが…。

 今までのポケモンは、ある程度のことが終わったら、残りは孵化厳選と所持金稼ぎと経験値稼ぎと厳しい難易度のバトル施設くらいしかなく、継続プレイヤーを選ぶ傾向がどうしてもある。バトルの腕前に関わらず、万人がパルデア地方を隅々まで探索でき、新作の発売まで継続できる構造を期待している。