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「ハイドダイル」「グラファル」について

2022年3月29日にボカロ曲「ハイドダイル」3月30日「グラファル」を投稿しました!!!🐊🦈🐉

 

 初めて2日連続で新曲を投稿という試みをした。このブログでは後者「グラファル」をメインに説明する。新年度になって環境は大きく変わると思うが、趣味の方は変わらずやっていくはずなので今後とも何卒。新曲投稿後恒例の解説を今回もやる。(このページ、本当はグラファル投稿日の3月30日に更新するつもりだったがうっかり忘れていた…🕛⏳🚋末尾で本日のアニポケ25周年についても触れる。)

 

 

概要

 「ハイドダイル」は去年9月に作って、10月に投稿するつもりだったがタイミングを逃したものを投稿、「グラファル」はちょうど一年前に作った没曲「ソウシソウアイ」に一部手を加えて、REMIXしたものになる。

  主な変更点は、ボーカロイドが音街ウナ➡初音ミクに、右側のMondoModをかけていたピアノをサックスに、ベース音源の変更、全体的に音量を下げたり、エフェクトの差し替えももちろんやった。タイトルの「グラファル」はアルファベットで書くと"GraFyl"で、これは何を指すかというと、ポケモンのCPのガブフラ。"Gra"と"Fyl"に分解し、それぞれの2文字目と3文字目を入れ替えると"Gar"と"Fly"。これはガブちゃんの英語"Garchomp"の最初の3文字、フライゴンの英語"Flygon"の最初の3文字になる。投稿日の3月30日は、フライゴンの番号が330番であることから選んだ。投稿時間の午後4時45分はガブ。約1年前の記事「【ガブフラ】交尾を阻止する兄」(⬅このブログで一番アクセス数が多いらしい…)で、ガブフラは一番好きなCPでありながら僕の最大の問題を抱える原因になった、と書いたように、その問題を作り出した原因になった人物が描いていたガブフラを主題にしている。ちなみに僕はその人物の活動場所も名前も知らない。知りたくもない。知ったら自害しそうだ。動画の絵の背景の2つの台形は、傾けた3DSの上下画面を表している。描かれているドラゴンはオリポケのロゼンド。

曲の話

 これは珍しくコードから作っている。'21年3月には3曲作ったんだけど、それ全部コードからやってる、何考えてたんだ?それらは当時全部没になった。ジャンルはエレクトロスウィング🎷を作りたかった…グラシアスコールのときの予告でデジタルロックって言ったのは嘘。それは没になった…没になった、というのは語弊がある。アルバムを配信する機会があればそれに入れる予定。同時に鳴らしている音数は少なめ。今はまだ自分が突き進んでいきたいジャンルが決まっていなくて、他にもいろいろなジャンルを作ろうとしていたが、どれもうまくいかず没になっている。大体イントロまでは出来るけどその後が躓く。

インストゥルメント

 これも珍しくて、Synthmaster Playerを使ったトラックが結構少ない。リードの左側(多分)とサビのコードくらいにしか使ってない。おなじみシロフォンもない。全体的に使用割合が低いのは他にはロージースネークくらい。アヌビスとクラッシャーはほぼ全部Synthmaster Player。まともに使えるシンセこれしかないんだもん…逆にこれが無かったときはよく作れてたな…これを持ってなかった頃は、Maitai(Studio Oneを使っていた時期)、Odin2、Synth1とかを使っていた。GWセールになったら、有用なシンセを買いそろえたい。定番のSerumやAvengerやSpireなど。

ピアノ…Keyzone Classic、KeysOfThe70s

 どちらも無料のやつ。前にEZKeysを買ったのにそれに差し替えていないのは、Keyzoneの音もなんだかんだ気に入っているから。使用用途は主にコード。ずっと鳴っているビブラフォンは70sのほう。

ベースMODO Bass SE、Magical8bitPlugin

  MODOは物理モデリング音源。ベタ打ちでさながら実際に弾いているくらいのクオリティを出せるチート級音源。ピッチベンドも使えば完璧。プリセットのMotownというのが気に入っていて、グラシアスコールでもそれを使った。SEは2種類のベースしか使えないけど、いや、2種類でもはや充分。実際のベースを2本持っているようなもん。メンテナンス料も演奏技術も要らない。ベース音源といえば、ちょっと前にAmplesoundが、販売してるベース音源・アコギ音源の過去のバージョンのLiteバージョンを無償化するというヤバい(語彙力)事態が発生し、ついに狂ったか、と思った。もちろんダウンロードした。Liteバージョンなので奏法は1つしか使えないし、弾ける弦も限られている。ベースはもう色々ある(シンセベース用シンセもあるし、MODOBASS、BassSlapper)ので選択肢が増え、アコギはちゃんとしたのを持っていなかったのですごく助かる。この曲でも、旧verではちゃちいのだったが、新verではそれに置き換えている。

 

・その他

 音数がかなり少ないので他に書くことが無い。この曲でやってることじゃないけど、Mixのコツとして、エフェクトを入れすぎないようにするといいという話を聞いてから、1トラックに入れるエフェクトの量はなるべく少なくするように心がけている。プリプロの時点でちょうどよかったら、改変させないまま最後まで持っていく。そのせいで2020年に作っていた曲より一曲に入れる力量が減っているのは否めないが、逆にあのときは間違った方向性に力を入れすぎていたような気がする。

 普通のEQとマスタリング用EQの違いが分からないため、後者は買っていない。ていうか音域の音量調節のプラグインだけで2万円とかするのマジで物価がおかしい。

歌詞の説明

ああ ああ 疲れたんだ
もうね もう 限界だ
言いたい 言いたい でも言えないなんて

まあ まあ 抜かれたんだ

そうね そう 早退だ

戦力外で踊らされている

 二人の関係はお互いとても好きなんだけど、それを描いている本人はなかなか二人に直球に話させない。戦力外は、バトルで使い物にならないポケモンのこと。僕は別にフライゴンが使えないとは思っていない、というか分からない。pixivのアイコンはフライゴンだけど、実は一番好きなポケモンフライゴンではなかったりする。僕がガブをかっこよく、フライゴンをかわいく描けないから、愛着が減っていく…誰が一番かは決めがたいけど、インテレオンは彼氏で、オノノクスは夫。ゼクロムも夫にしたいけど、体が大きすぎるし高貴だし、一緒に暮らすには向いてないかも…。インテレには既に彼女がいるな🐇あ、そういえば先月アオガラスくんが大好きになった。

 

ああ ああ 踏まれたんだ
請うね 乞う 口内を
会えない 合えない でも脳内なんて

まあ まあ 好かれたんだ
長年の応対だ
等対と謳い 差を付けられている

 「でも脳内なんて」は、全部脳内妄想でお終いという意味。フラは2002年、ガブは2006年からいて、CPとして扱われ始めたのはいつからかは知らないけど、長年存在しているのは確か。最後は公式では対等を謳っておきながら実際は余計に差が生まれている対戦環境。クラッシャーの「対等謳った公式に」と同じ。

 

咲いた 欠いた 間抜けすぎる言葉で伝えるならば
ちゃんと 句読点も忘れずに付けるべきと言ってた
僕らはそれだけ無様なイキザマ見せつけて 食らった
氷溶かしと化していた た た。

 彼が描いていた漫画のセリフには句読点があった。僕は付けない派なので、句読点をつけるセリフが意外だった。と思っていたらドラえもんでは普通に句読点がついていた。最近ドラえもんの漫画を引っ張り出してきて読んでる。本当に読むのは久しぶりで、それこそ小学生以来だったりして、内容を完全に忘れているのもあり、けっこう面白い。氷はドラゴンとじめんタイプを持つ2人にとっては4倍弱点。2人の関係がアツアツすぎて氷溶けちゃうよ〜ってこと。そのときのやりとり、僕はいくら時間が経てど忘れられない。

 

熱で溶けた
顔面 観念 丹念 病んで のうのうと生きているなんて
烏滸がましい上に恭しい それがまた良いじゃんか!
僕は
毎回 傀儡 代々 照れて 目先に囚われるんだって
やり過ぎくらいが丁度いいらしいね。

 韻を踏みたかっただけ。やり過ぎくらいがちょうどいいというのは、赤面とか、汗とか、射精とかが現実よりも大きく誇張して描かれることに対しての皮肉。文章が短いので、ここで唐突なボカロ曲紹介をする。

 このあたりの文章を書いているときに聞いていた。きくおさんのボカロ曲は、不思議な世界観と実験的でありながら耳に馴染みやすいインストゥルメンタルがとても好き。特にこの「とんねる大冒険」は世界観が現在の僕の心境にとても似ている。君のせいで、キミのせいで、いつまでも縛られる。

ああ ああ 抜かしたんだ
情ね もう 溶媒よ
狼狽 狼狽 ただの売り物だと

まあ まあ 委ねたんだ
問うね どうしたら
正直に伝えられるか 言ってみな?

 溶媒っていうのは、食塩水があったとして、その水のほう。塩の方は溶質という。感情が溶媒になっているということ。売り物はそのまま。二次創作で金を奪うやつは許さない。これもさっきと同じこと言ってるような。

 

聞いた 効いた 肩も震えていた サメとトンボの汗 舐めて
現実逃避に縋れてるんだ、羨ましい限り。
僕らはそれだけ伝えてくれればいいんだと 悟った
妖精殺しと化していた

 ここの最初に流れるメロディはホドモエシティのイントロ。ガブがホドモエシティに住んでいる設定だから。同時に出る英文は一番記憶に残ってるガブフラのやりとりの英訳。分かる人には分かる。4行目は、動画を作るとき「僕らはファボリツさえしてればいいんだと悟った」に書き換えようとしたけど、あまりに直球すぎてやっぱりそのままにすることにした。妖精殺しはさっきの要領。🐦

熱で溶けた
顔面 観念 丹念 病んで のうのうと生きているなんて
烏滸がましい上に恭しい それがまた良いじゃんか…(?)
僕は
毎回 傀儡 代々 照れて 目先に囚われるんだって
ヤリ過ぎくらいが丁度いいらしいね

 一番のサビの時とちょっとだけ表記が違う。僕はずっとパッシブでいるのが嫌で、自ら人のためになるものを作り出したいと思っている。(その願いは叶わないと理解しつつある)その立場からいうと、人が作り出したものを享受するだけの生活の何がいいんだろうか、と思ってしまう。それが「(?)」に表れている。

 

戻れないな!
感電 罰 テンパって 売って 滔々と流されるなんて
常識らしい それに可愛らしい そのままで良いじゃんか!
僕ら
大体 曖昧 退廃 泣いて 画面に囚われるんだって
やり過ぎくらいがもっといいらしいね。

 そのままの意味。「罰 テンパって」のところは、「罰天」と「テンパって」を複合した結果。ここの韻の踏み方めっちゃ良くない??二次創作というのはごく一般的に受け入れられるものであって、それを受け入れられない、非常識だと思っているのは僕だけ。そう思っている僕がそれを常識だと思いたくないから、常識「らしい」という伝聞で興味のなさそうな歌詞を書いた。例なり。もうちょっと婉曲的に難しい歌詞を書けたらいいのだけど。曲にして表したいことをもっとも反映している曲なので、しょうがないっちゃしょうがない。

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おまけ・去年ソウシソウアイとして投稿しようとしてたときに描いた絵。こっちのほうがかっこいいかな…
次の曲について

 ボカコレ春には参加したくない。ランキング形式があるのも嫌だし、ただでさえ無名なのに、一気に多量ボカロが投稿される日に僕も投稿したら、余計に埋もれることになる。多くの人に聞いてもらいたい、という願望は別に無いけど、なんか気にくわない。一昨年・去年はボーカルまで入れフルで作ったのに投稿せず没になった曲が約半分を占め、時間の無駄とは言い切れないものの他にやりたいことが出来ないという弊害が起こった。今年からはなるべく作った曲全部を何かしらの形で公開したい。オリジナル曲は5月か6月、6月ならロージースネークを投稿した6月6日付近に投稿するつもりでいる。

アニポケ25周年!

 今日はちょうどアニメポケットモンスターシリーズの第1話が放送されてから25年が経つ日。記念にめざせポケモンマスターのリミックスを投稿した。

 5年後の30周年のときにリベンジリミックスをしたい。今の能力ではリピートしてもらえるクオリティの音楽は作れない。もっと色んな音楽を聞こう…1番→2番のときの2002のメロディは、約5年前の2017年に一度だけ聞いた別の人のめざポケリミックスにあった要素のオマージュ。分かる人には分かる。確固たる情熱を持ち合わせない僕がいつまでポケモンと真剣に向き合っていけるか分からないが、今後もサトシの活躍に期待。